
2009年12月23日発売
これぞラモー・ルネッサンス! 星座を模した幻想的な舞台に描かれる、純化された兄弟愛の物語
後にかのドビュッシーを感激させたと言われ、「オペラ作曲家ラモー」の名を後世に印象付けることとなった傑作オペラが待望の初DVD化。より評価の高い改訂版での上演です。ラモー上演の常連パンツァレッラが際立った存在感を見せるほか、ジャンスが悪女役を熱演、新進気鋭のビャルナソンとネヴェンも充実した歌唱を展開。鮮烈な音作りを展開するルセの指揮も見事です。
■プレビュー
■見どころ
★《レ・ボレアド》 《優雅なインドの国々》 《レ・パラダン》 《ゾロアストル》に続く、欧州ラモー・ルネッサンスの現在を収めたオーパス・アルテのラモー・オペラ映像第5弾。《カストールとポリュックス》は、双子座の由来を語るギリシャ神話を題材としています。
★ オーディの演出は、「星座」をイメージさせる幾何学的な舞台のうちに、登場人物の心情を鮮やかにあぶりだします。バロック・オペラのお楽しみ、舞踊のシーンは、《ゾロアストル》同様、シャープな動きの中に「意味」を雄弁に埋め込んだホセインプールのモダンな振付に差し替えられました。歌手と対になったダンサーが「双子性」を強調して物語を補完します。
★ 歌手陣も強力。ラモー作品ではもはや欠くことのできないソプラノとなったパンツァレッラが、名アリア〈哀しい支度〉を絶唱し、際立った存在感を見せるほか、ジャンスが珍しい悪女役ながら繊細な演技で、恋に破れた女性の複雑な心理を表現します。双子の兄弟を演じる新進気鋭のビャルナソンとネヴェンも、みずみずしいながらも充実した歌唱を聞かせます。鮮烈な音作りでラモーの音楽を描き出すルセの指揮ぶりも見事です。
■キャスト&スタッフ
テライール:アンナ・マリア・パンツァレッラ
フェベ:ヴェロニク・ジャンス
クレオーヌ/エベの従者:ユディット・ヴァン・ワンロイ
カストール:フィンヌル・ビャルナソン
ポリュックス:ヘンク・ネヴェン
メルキュール/闘技者:アンデシュ・J.ダーリン 他
指揮:クリストフ・ルセ
レ・タラン・リリク/ネーデルラント・オペラ合唱団
演出:ピエール・オーディ
振付:アミール・ホセインプール
装置・衣裳:パトリック・キンモンス
■収録
2008年1月21、25日
ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場
■特典映像
◇『この巨大スペクタクルのために』
-演出家ピエール・オーディをはじめ、
キャストやスタッフのコメントを交えて描くドキュメンタリー
■プロフィール
SPEC
[収録時間] 149分(本編133分)
[字幕] 日本語・フランス語 (特典映像:日本語のみ)
[映像] 16:9 カラー
[音声] リニアPCMステレオ/Dolby Digital 5.1/DTS 5.1
[ディスク仕様] 片面1層+片面2層(2枚組)
DVD●TDBA-5107~8 ¥8,190円(税込)