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モンテヴェルディ作曲 歌劇《ウリッセの帰還》 ネーデルラント・オペラ 1998

オーディ&ネーデルラント・オペラのモンテヴェルディ・シリーズ第2弾!

ホメロスの『オデュッセイア』に基づくモンテヴェルディの傑作オペラ《ウリッセの帰還》。演出家オーディの虚飾を排した舞台が作品の本質をくっきりと浮かび上がらせます。鍵盤音楽界の重鎮ウィルソンがロルフ・ジョンソン、ブライアン・アサワら実力派歌手と古楽アンサンブルを率い、息の合った躍動感溢れる音楽を展開します。

■プレビュー

■見どころ

近代オペラの道筋を作ったモンテヴェルディの、現存する3つのオペラの一つ、《ウリッセの帰還》。ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』の後半部分に基づいており、ギリシャの知将オデュッセウス(ウリッセ)が、トロイア戦争終結後に艱難辛苦を乗り越え20年ぶりに故国イタカに戻ったところから物語が始まります。

ネーデルラント・オペラで上演されたこの舞台は、2009年3月に国内盤が発売され評判となった《ポッペアの戴冠》に続く、オーディ演出によるモンテヴェルディ・シリーズの第2弾です。

自らチェンバロを担当しつつ、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、ブライアン・アサワ、ダイアナ・モンタギューら実力派歌手と古楽アンサンブルを率いるのは、鍵盤音楽界の重鎮グレン・ウィルソン。歌手12名&アンサンブル11名という編成は、オーディによる装置上の工夫と相俟って、見事な一体感と躍動感を生み出しています。

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■キャスト&スタッフ

ウリッセ:アンソニー・ロルフ・ジョンソン
ペネーロペ:グラシエラ・アラヤ
テレーマコ:トビー・スペンス
アンティノー:ヤコ・ホイペン
ピサンドロ:クリストファー・ジレット
アンフィノモ:ブライアン・アサワ
エウリーマコ:マーク・タッカー
メラント:モニカ・バチェッリ
イーロ:アレクサンダー・オリヴァー
ミネルヴァ:ダイアナ・モンタギュー 他

指揮:グレン・ウィルソン
バロック・アンサンブル
演出:ピエール・オーディ

■収録

1998年10月 
ネーデルラント・オペラ ― アムステルダム音楽劇場

■特典映像

◇出演者インタビューと舞台裏(約18分) ― 指揮者、演出家、主演のロルフ・ジョンソンへのインタビューのほか、リハーサル風景を含む舞台裏の紹介。

■プロフィール

アンソニー・ロルフ・ジョンソン(ウリッセ、テノール)

1940年、英国タックリー生まれ。1973年に本格的にオペラにデビュー。1978年、イングリッシュ・ナショナル・オペラでのモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》のドン・オッターヴィオ役で好評を得る。バロックから近代まで極めて広いレパートリーを誇り、ことにバッハ、モーツァルト、ブリテンのテノール役に定評がある。1992年にCBEの称号を与えられている。

グラシエラ・アラヤ(ペネーロペ、メッゾソプラノ)

チリ出身。サンチャゴとブラジルのサン・パウロで学ぶ。19歳の時に、バーンスタイン《ウエストサイド物語》のマリア役でデビュー。20歳の時、サンチャゴ市立劇場でのベッリーニ《清教徒》のエンリケッタ役を歌う。しばらく南米で活躍した後、1984年に奨学金を得て、ベルリン・ドイツオペラに留学。その後、ウィーン国立歌劇場のメンバーとして12年活動する。ビゼー《カルメン》のタイトルロールは彼女の当たり役の一つである。

トビー・スペンス(テレーマコ、テノール)

1973年生まれの英国のテノール。ギルドホール音楽演劇学校在学中に歌曲の演奏会に出演。その後、ウェルシュ・ナショナル・オペラでのモーツァルト《イドメネオ》のイダマンテ役でオペラにデビューし、すぐにバロックやモーツァルト歌手としての名声を獲得する。スポーツマンとして知られ、その引き締まった体型と爽やかな美声で人気を博している。

ダイアナ・モンタギュー(ミネルヴァ、メッゾソプラノ)

1953年、英国、ウィンチェスター生まれのメッゾソプラノ。グラインドボーン音楽祭のツアーでモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》のゼルリーナでデビュー。ことに18世紀から19世紀前半のオペラにおけるメッゾ役として高い評価を得ている。また演奏会のソリストとしても高い人気を誇っている。

ブライアン・アサワ(人間の儚さ/アンフィノモ、カウンターテノール)

1966年、米国生まれのカウンターテノールで日系3世。1991年、メトロポリタン歌劇場のナショナル・カウンシルのオーディションにカウンターテノールとして初めて合格。1994年には、プラシド・ドミンゴの主宰するコンクール、オペラリアにも入賞。以来、この世代を代表するカウンターテノールとして幅広く活躍している。

グレン・ウィルソン(指揮)

1952年、米国生まれの鍵盤楽器奏者。ジュリアード音楽院で学んだ後、オランダに移り、1971-75年、グスタフ・レオンハルトに学ぶ。その後鍵盤楽器奏者として活動、ソリストのみならず、ニコラウス・アーノンクールのアシスタントとしてモーツァルトのオペラの上演にも関わる。指揮者としてのデビューは1990年、アムステルダムでの《ウリッセの帰還》。2003年にはヴュルツブルクで《ポッペアの戴冠》も指揮している。

ピエール・オーディ(演出)

1957年、レバノンのベイルート生まれ。父はレバノンのオーディ(アウディ)銀行の元頭取レモン・ワディ・オーディ。父の仕事から少年時代にパリに移り、英国のオックスフォード大学エクスター・カレッジに進む。1979年にロンドンでアルメイダ・シアターを立ち上げると演出家として本格的に始動、実験的な舞台が話題となる。オペラの演出においても頭角を現し、1988年にネーデルラント・オペラの監督に就任。近年ではクリストフ・ルセと組んだバロックオペラで高い評価を受けている。

SPEC

[収録時間] 167分(本編149分)
[字幕] 日本語・イタリア語(特典映像;日本語)
[映像] 16:9 カラー
[音声] リニアPCMステレオ/Dolby Digital 5.1/DTS 5.1
[ディスク仕様] 片面1層+片面2層(2枚組)
DVD●TDBA-5105~6 ¥8,190円(税込)

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