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ワーグナー作曲 楽劇《トリスタンとイゾルデ》
グラインドボーン音楽祭 2007

グラインドボーン初のワーグナー上演が映像化!満を持して登場した21世紀型《トリスタン》

同音楽祭創立者クリスティ卿の見果てぬ夢だったワーグナー作品の上演がついに実現しました(2003年プレミエ)。ヨーロッパ各地でワーグナー演出を手がけるレーンホフの練達の手腕により、時空を超えた男女の不滅の愛が、このうえなく幻想的に描かれます。ギャンビル、ステンメ、パーペなど、未来のワーグナー上演を背負って立つ第一人者の歌唱も、充実の一言です。

■プレビュー

■見どころ

英国が世界に誇るオペラ・ハウス、グラインドボーン歌劇場。その創立者、ジョン・クリスティ卿が長年夢見ながらもついに果たせなかったワーグナーの大作オペラ上演を、劇場改装を経てついに実現。本映像は、記念すべきグラインドボーン初のワーグナー上演の模様を収めたものです。

欧州各地でワーグナー演出を手がけるニコラウス・レーンホフは、新装されたグラインドボーンに巨大な楕円の舞台を創出。シンプルでありながらダイナミックかつ雄弁な空間を作り上げました。

世界中の歌劇場から同役の依頼が絶えない、トリスタン歌手の一番星ロバート・ギャンビルをはじめ、キャスト陣も望みうる最高のメンバーが勢ぞろい。なかでも、METやウィーン国立歌劇場にも出演し、さらに同じイゾルデ役でバイロイト・デビューを飾った北欧出身、ニーナ・ステンメの重厚美麗な歌唱は圧巻です。ステンメといえば、2007年のチューリヒ歌劇場来日公演の《ばらの騎士》元帥夫人役で大成功をおさめたのは記憶に新しいところです。

指揮は、日本のファンにもおなじみ、ビエロフラーヴェク。この《トリスタン》では、過度の耽溺は周到に避けながら、押しと引きを絶妙にきかせた演奏を展開し、長大なオペラでありながら決して飽きさせることはありません。

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■キャスト&スタッフ

トリスタン: ロバート・ギャンビル
イゾルデ: ニーナ・ステンメ
ブランゲーネ: カタリーナ・カーネウス
クルヴェナル: ボー・スコウフス
マルケ王:ルネ・パーペ
メーロト: スティーヴン・ガッド

指揮:イルジ・ビエロフラーヴェク
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
グラインドボーン合唱団
演出:ニコラウス・レーンホフ

■収録

2007年8月1、6日 グラインドボーン歌劇場
(グラインドボーン音楽祭、イギリス)におけるライヴ収録

■特典映像

◇ドキュメンタリー「聞こえたのは 光か?」(制作:ライナー・E.モーリッツ)
◇音楽学者トリムボルンによる解説「トリムボルン、トリスタンを語る」
◇舞台転換(写真によるアニメーション)

■プロフィール

ロバート・ギャンビル(トリスタン、テノール)

アメリカ出身。1976年、ハンブルク音楽アカデミーで声楽を学ぶ。1981年以降、ヴィスバーデン、チューリヒなどの歌劇場でアンサンブル・メンバーとなり、《ルル》アルヴァ、《サロメ》ナラボートなどで世界の一流歌劇場への出演を果たす。現在では主に、ワーグナーを歌うヘルデン・テノールとして活躍中。

ニーナ・ステンメ(イゾルデ、ソプラノ)

スウェーデン出身。ストックホルム大学で経済学を学ぶ傍らで声楽を学び、1989年に声楽家に転向。93年のプラシド・ドミンゴ・コンクールで優勝し、国際的キャリアを築く。レパートリーはロシアものを含め多岐にわたるが、近年ではチューリヒ歌劇場《ばらの騎士》元帥夫人、バイロイト音楽祭《トリスタンとイゾルデ》イゾルデなどで絶賛を博した。

カタリーナ・カーネウス(ブランゲーネ、ソプラノ)

スウェーデン出身。ロンドン・トリニティ・カレッジで声楽を学び、ウェールズ・ナショナル・オペラやグラインドボーン音楽祭に出演。1995年にBBCカーディフ世界歌手コンクールで優勝。現在では、ヘンデル、モーツァルト、リヒャルト・シュトラウスなどのメゾ役を主に歌う。

ボー・スコウフス(クルヴェナル、バリトン)

デンマーク出身。コペンハーゲン王立オペラ・アカデミー等で声楽を学ぶ。教師の推薦によって、1988年にウィーン・フォルクスオーパーで《ドン・ジョヴァンニ》題名役を歌い、大成功を収める。主要オペラ・オペレッタのバリトン役を歌うほか、コンサート歌手としての活動も精力的にこなしている。

ルネ・パーペ(マルケ王、バス)

ドイツ出身。ドレスデン音楽院などで声楽を学び、1988年にベルリン国立歌劇場でデビュー。1995年、ショルティ指揮による《魔笛》でザラストロを歌い、国際的注目を浴びる。《ドン・カルロ》フィリッポ2世、《ファウスト》メフィストフェレス、《ボリス・ゴドゥノフ》題名役など、主要なバス役を一手に引き受けるバスの第一人者。

スティーヴン・ガッド(メーロト、バリトン)

イギリス出身。ケンブリッジ大学(セント・ジョンズ・カレッジ)で工学を修め、その後王立ノーザン音楽大学で声楽を学ぶ。2008年のザルツブルク音楽祭日本公演では、《フィガロの結婚》アルマヴィーヴァを歌った。ヴェルディ、モーツァルトのバリトン諸役で活躍。

イルジ・ビエロフラーヴェク(指揮)

チェコ出身。14歳でプラハ音楽院に入学。1970年、オロモウツ指揮者コンクールで優勝し、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の副指揮者となる。1977年にプラハ交響楽団の首席指揮者、1990年にチェコ・フィルの音楽監督を歴任。2006年よりBBC交響楽団の首席指揮者。2008-09年シーズンには、パリオペラ座《売られた花嫁》、メトロポリタン・オペラ《エフゲニー・オネーギン》《ルサルカ》などを手がけ、オペラでの活躍が多い。

ニコラウス・レーンホフ(演出)

ドイツ出身。バイロイトのヴィーラント・ワーグナーのもとで研鑽を積み、数多くの演出を手がける。1987年にミュンヘンで上演された《ニーベルングの指環》では、様々な演出上の試みが賛否両論を巻き起こした。近年の舞台映像は、2004年の《パルジファル》(Opus Arte輸入盤、OA0915D)、2006年の《ローエングリン》(Opus Arte国内盤、TDBA-85009~10)など。

SPEC

[収録時間] 351分(本編240分)
[字幕] 日本語・ドイツ語(特典映像:日本語・ドイツ語/英語)
[映像] 16:9 カラー
[音声] リニアPCMステレオ/Dolby Digital 5.0/DTS 5.0
[ディスク仕様] 片面2層×2+片面1層(3枚組)
DVD●TDBA-5078~80 ¥9,240円(税込)



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