コロムビアミュージックエンタテインメント、パフォーミングアーツ制作グループの
オペラを中心としたクラシック情報ページ

リリース情報

国内盤DVD

Tdba50767_rgb_sm

ロッシーニ作曲 歌劇《新聞》
リセウ大歌劇場2005

当代一のブッフォ、プラティコの至芸! ノーベル文学賞作家ダリオ・フォー演出による抱腹絶倒の舞台

3160123_sm_2 ロッシーニ上演の聖地、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルで大評判となった舞台をリセウ大歌劇場が再演、その模様を完全収録しました。「新聞広告で婿を募集」というコミカルな筋書きに、ノーベル賞作家ダリオ・フォーが得意の風刺を盛り込みました。芸達者プラティコを筆頭に、フォルテ、スパニョーリら名手が歌い踊る、お洒落で愉快な舞台です。

■プレビュー

■見どころ

昨年11月に初来日公演を果たし大成功となったイタリア、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル(ROF)。ロッシーニ上演の聖地で上演され大評判となった抱腹絶倒の舞台を、バルセロナのリセウ大歌劇場が再演した模様を完全収録しました。

ノーベル文学賞を受賞したイタリアの劇作家ダリオ・フォーが演出・装置・衣裳を担当。諷刺を得意とするフォーだけに、予想外の仕掛けが 連続する笑いの絶えない舞台に仕上がっています。

何といっても注目は、当代最高のブッフォ、ドン・ポンポーニオ役のブルーノ・プラティコ! ナポリ語で捲くし立てる早口言葉も何のその、太っちょ体型ながらもしなやかな身のこなしで圧倒的な存在感を示しています。

容姿端麗の人気ソプラノ、チンツィア・フォルテをリゼッタ役に迎え、渋さがにじみ出るフィリッポ役のピエトロ・スパニョーリと息の合ったカップルを見事に演じています。

ロッシーニの多くのオペラ作品の中でもとりわけ人気の高い《セヴィリアの理髪師》と《ラ・チェネレントラ》。この二つの傑作に挟まれた時期に作曲されたこの《新聞》は、得意の(自身の旧作からの)転用も駆使しつつ、ロッシーニが自らの音楽語法をすみずみまで反映させた、隠れた傑作です。

3158141_sm

■キャスト&スタッフ

リゼッタ:チンツィア・フォルテ
ドン・ポンポーニオ:ブルーノ・プラティコ
フィリッポ:ピエトロ・スパニョーリ
アルベルト:チャールズ・ワークマン
ラ・ローゼ夫人:アガタ・ビエンコフスカ 
ドラリーチェ:マリサ・マルティンス
トラヴェルセン氏:シモン・オルフィラ
アンセルモ:マルク・カントゥッリ

指揮:マウリツィオ・バルバチーニ
リセウ大歌劇場アカデミー管弦楽団
インテルメッツォ合唱団
演出&装置&衣裳:ダリオ・フォー

■収録

2005年7月 リセウ大歌劇場

■特典映像

ダリオ・フォー(演出)のインタビュー

■あらすじ

美人でわがままな娘リゼッタに結婚相手を見つけようと、ナポリの元商人ドン・ポンポーニオが新聞に広告を出す。内緒の恋人フィリッポがいるリゼッタは大慌て。仲を認めてもらおうと二人でポンポーニオを説得しますが失敗。度重なる人違いや誤解で話は大混乱。こうなったら駆け落ちしかない!娘の姿が見えないと嘆くポンポーニオはついに…。

■プロフィール

ブルーノ・プラティコ(ドン・ポンポーニオ、バス=バリトン)

イタリア北西部、アオスタ(スイスのジュネーヴに近い)の生まれ。声楽をジュゼッペ・ヴァルデンゴに学ぶ。1990年代に入ってから優秀なバッソ・ブッフォとして台頭し、ことにロッシーニのブッフォ役で極めて高い評価を得る。柔軟性に富んだ歌声に加え、達者な演技にも定評がある。ROFには1985年に初出演し、1994年以降は常連となっている。

チンツィア・フォルテ(リゼッタ、ソプラノ)

ナポリ生まれのローマ育ち。スポレート歌劇場でデビューし、1990年代前半からイタリア各地で活躍するようになる。ソプラノ・リリコの美しい声に加えコロラトゥーラの技術にも長けているため、モーツァルトやチマローザのスーブレット役や、ロッシーニ、ドニゼッティのプリマドンナを得意とし、さらにヴェルディ《椿姫》のヴィオレッタなども得意とする。

ピエトロ・スパニョーリ(フィリッポ、バリトン)

1964年1月22日、ローマ生まれ。1987年、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭でのベッリーニ《海賊》でオペラにデビュー。軽めで明るい声と、卓越した装飾歌唱の技術を持ったバリトンで、モーツァルト、ロッシーニの他、バロック音楽でも活躍している。ROFにも1989年に初登場して以来、頻繁に出演している。

チャールズ・ワークマン(アルベルト、テノール)

米国、アーカンソー州出身。ジュリアード音楽院を修了。1991年にカナディアン・オペラ・カンパニーにおけるブリテン《アルバート・ヘリング》でデビュー。数年間メトロポリタン歌劇場に所属した後、1995年からヨーロッパに拠点を移し活動を広げる。1996年にROF初出演。1999年にはザルツブルク音楽祭にもデビューする。太めの中音域を持ちつつ、かなり高い声を自在に操れる「バリテノール」という珍しい声種のテノールである。

マウリツィオ・バルバチーニ(指揮)

イタリア、レッジョ・エミリア出身。ネッロ・サンティに指揮を学ぶ。若い頃はテノール歌手としても活動した。1990年代から正統派イタリアオペラの指揮者として国際的な評価を得て、1995年にウィーン国立歌劇場に、1996年にメトロポリタン歌劇場にデビューしている。2007年にヴェルディ《運命の力》で新国立劇場に登場し、見事な様式感のある指揮が話題となった。

ダリオ・フォー(演出)

1926年3月24日、イタリア最北部、マッジョーレ湖畔の町サンジャノ生まれ。1950年代に俳優として活躍。その後、映画や舞台の脚本家に転進、コンメディア・デッラルテの伝統を踏まえつつ、痛烈に社会を風刺した脚本が大評判となる。一方で、歯に衣着せぬ物言いで権力を徹底的に批判して幾度となく物議を醸す。1997年にノーベル文学賞を受賞。オペラの演出は、1987年2月にネーデルラント・オペラでロッシーニ《セヴィリアの理髪師》を手掛けたのが初めて。ROFでは、1994年に《アルジェのイタリア女》(2006年再演)、2001年に《新聞》(2005年再演)を手掛けている。

SPEC

[収録時間] 153分(本編148分)
[字幕] 日本語・イタリア語(特典映像:日本語)
[映像] 16:9 カラー
[音声] リニアPCMステレオ/Dolby Digital 5.0/DTS 5.0
[ディスク仕様] 片面2層+片面1層(2枚組)
DVD●TDBA-5076~7 ¥8,190円(税込)

PAGE TOP